Clay Stones / We Are The World 夕焼けあんたいとるど。

2010年11月08日

Clay Stones / We Are The World

Clay StonesClay Stones
We Are The World

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妖艶で高潔。現時点で文句なしの今年最も素晴らしい作品だといえる。コンセプト先行、観念的かつ先鋭的なヴィジュアルでヤバイにおいを待ちきらす、頭からタイツをかぶったサイケデリックサーカス団、その名もWe Are The Worldのフルレンス。

一応のジャンル分けはテクノとかあのあたりになるのだろうか。ただ、どこまでも暴力的なビートにスリリングなトラックが躍る、で、タイツ姿で祈りを捧げるというある意味ではベタベタなアヴァンギャルドさがあって規定するのが難しいサウンドである。

情報が少なすぎて何から話したらいいか分からないが、ファーストコンタクトが全身タイツの集団がクリスカニンガムの世界をブルーマンで再現してるみたいな映像だっだもんだから、もう正直僕の中の幼子の部分が号泣してて調べたくもない。こええよ。僕は芸術が分からない人間だからとにかく彼らの表現が怖くてしょうがない。それでものぞき見てしまう彼らのライヴパフォーマンスからは、幼いころに美術館で見た佐々木正芳氏の『ぬぎたいU』という作品で感じた甘美な恐怖に魂が震えたあの瞬間が立ちあがってくる。そのヴィジュアル的側面は正直人を選ぶが、音楽は、鳴らされている世界は、あまりに美しすぎて一部の隙もない完璧さ。
僕個人の薄っぺらい人生の中では、ゴダールの『気狂いピエロ』のラスト以来、感動の引き出しの開いたことのない部分が一斉に音をたてた金字塔アルバムである。嗚呼。

Myspace

PV - "Clay Stones"
Live - at the Echoplex
posted by みかんぱ at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | 更新情報をチェックする
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