夕焼けあんたいとるど。

2009年09月25日

A Loud Call / Holly Throsby

A Loud Callオーストラリアの爪弾き乙女、ホリー・スロスビーの3作目にして日本デビュー盤。
ソフトロックやカントリー、ネオアコなどのジャンルを縦横無尽に飛び回る物憂げで儚い歌声とアコースティックサウンド。
脇を固めるゲストも豪華で、Silver Jewsのメンバーが参加しているあたりが個人的にはグッとくる。
そしてBonnie 'prince Billyとの「Would You?」はかのBjorkの「I've Seen It All」のような危機迫るものはないものの、官能的な一品。
ひたすら地味で眠くなるアルバムだが、この手の作品においては褒め言葉であろう。

MYspace
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2009年09月24日

Roadhouse Sun / Ryan Bingham & The Dead Horses

Roadhouse Sun素晴らしいかな荒野のカントリーブルーズ。
こういうのはやはり米国だ。この懐の深さは彼らの専売特許みたいなもの。
テキサスのSSW、Ryan BinghamのLost Highwayからの2枚目。
前作以上に非常に濃密で土臭いサザンロックを聴かせてくれています。

20代とは思えない激渋サウンド。
いったい何を食べて過ごしたらそんな音がだせるようになるのかしら。

最近思うのが若い人でこういう70年代的な、音を上手に慣らす人が増えているなということ。
それでもシーンは全く停滞した感がないのだから、きちんと探せば、非常にいい時代だなと。探す手段も豊富ですしね。

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2009年09月23日

みなとまち

自分でもよく分かりませんが、「今日は邦楽を取り上げる!」と強く思う日が年に何度かある。
とはいえ、普段熱心に聴いているわけではない上に、自意識過剰なポーズとしての憂鬱を食いつぶす量産型ナイーブバンドの類とかあざとすぎるロリボイスとかに絶望している状況なのでっていうかどの方々もやるならもう少しうまく、上品にやってほしいものです。意図がベッタベッタに見えすぎててぐんにょりです。

で、紹介しようメモ(今命名した)に名前が載ってた彼ら「みなとまち」を取り上げましょうよと。

東京のバンドさんみたいですね。
ミニマルなサウンドのなかに微熱をまとった音像が展開されてるような感じ。
あのね、なんていうかな「よそいき」というか「ピアノの発表会」的な温度と、日常が共存している感じ。ごめん、言えば言うほど伝わらなくなってる気がする(僕の中の理解度は深まるばかりだ)

まだ結成して1年ちょいくらいみたいで、97世代とかアートスクールあたりからの影響が色濃く、(個人的には)面白みがあるところまではいっていませんが、何より僕はこの「まみれてない」感がちょいとばかしツボだったので取り上げてみましたとさ。

このまま音とだけ戯れてどんどんいいバンドになってほしいですね。
 
Myspace
 


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2009年09月22日

Blue Roses / Blue Roses

Blue Roses一曲目の歌声が耳に届けられた瞬間、「ああ、これはもう声のアルバムだな」と言う風に確信させられたのだが、すぐに間違いだと気付かされることになる。
この手の高音の美しい、Juana Molinaあたりの系譜に位置づけられる女性SSWというのは、誤解を恐れず言えば
どれも似たり寄ったりなところがあるというか、代表的なところさえ押さえておけばいいかな、といったようなところが(少なくとも僕の中には)あるのだが、これは別。
この作品は声単体の魅力に依拠したものではなく、中盤から後半にかけて、それぞれのアコースティックサウンドと神がかり的な絡み合いがそのハイライトを成すものだからである。
いや、絡み合いではなく、対話と言った方がいいかもしれない。言葉のない対話。魂の共鳴。まずい、スピリチュアルめいてきた。

僕が灯台大好き人間と言うことを差し置いても、ジャケットも雰囲気が出ていて素晴らしい。シンプルだが、聴いて損はない、完成度の高い作品だ。

Myspace
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2009年09月21日

Upper Air / The Bowerbirds

Upper Air でましたでました、ザ・インディー、ザ・フォークミュージックなバウアーバーズの新作です。
 
地味ながら、これぞ!という音を聴かせてくれてます。
なんでもマウンテン・ゴーツのジョンから「10年に一度のバンド」と絶賛されたとかされてないとかで。
10年に一度かどうかはともかくとして、いいアーティストなのは間違いないですね。
 
Myspace
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2009年09月20日

Part I: John Shade, Your Fortune's Made / Fol Chen

Part 1: John Shade, Your Fortune's Madeカリフォルニアの5人組バンドの1st。
ニカの要素をベースにした、インディポップ。
通常、無機物的というか、感情を排されたような存在と言うのは、たとえば暖かみであったりとか、そういった類のものはあまり感じられないのが一般的だとは思います。つまりその逆はそういうわけで。

Fol Chenのサウンドは、ニカベースでありながら(だからこそか?)人力感満載であります。ということはどこかに暖かみが感じられるのか?
いやいや、なんだか妙に温度が低い、感情的要素が希薄かなあと感じるのです。それはきっと夜の工場に通ずるものがあるからなのではないでしょうか。
工場って僕の中では人力なんですよね。彼らを動かしてるのは人間ですしね。でも夜の工場って人の力が介在してるはずなのに、感情が感じられない。
それでも作り出されるものには確かに感情があります。
このファクトリーミュージックも同様で、僕らの心の中を介して、有形、無形を問わずして何らかのカタチ(感情)としていつか眼前に現れるものなのではないでしょうか。

Myspace
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2009年09月02日

Come Back To The Five And Dime Bobby Dee Bobby Dee / Benjy Ferree

Come Back to the Five and Dime Bobby Dee Bobby Deeこの人はもともと俳優さんを目指していたそうですが、いやはや、夢破れてくれてよかった、

そんな失礼なことを声高に叫びたくなるくらいには大傑作なBenjy Ferreeの新作。ほんとに、大興奮の名作だ。
ルーツミュージックをモダンに再構築した、抜群の作曲センス。
スモーキーなサウンドやロマンティシズムがさく裂したナンバーとのバランスも秀逸。
この手のアルバムにありがちな、1枚の中でマンネリ化して退屈になるというミスも犯していない。

たとえば派手なギターソロだったりギミックだったりというものはほとんどないが、楽曲・メロを至上とした細部へのこだわりが感じられ、ああ、溜息。
アメリカンロック/ポップのいいところを凝縮したような作品。これを逃す手はない。

Myspace
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