2009年02月14日

Super Pro+ / The Hussy's

Super Pro+ グラスゴー出身の6人組の1st。元スーパーナチュラルズのジェームスが始めたバンドだそうで、ディスコパンク的要素も垣間見れるキャッチーなメロディと、クセのない女性ヴォーカルによる安心のギタポ。

僕としてはあまりに真っ当すぎてそこまで面白くないなあと思うのだけれども、でもまあ、ちょっとしたプッシュがあれば売れそうなポテンシャルはあるのかな、といった印象です。

Myspace
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2009年02月13日

ゆめの在りか / のあのわ

ゆめの在りか久々に脳天を打ち抜かれた気分だ。
それは否定でも肯定でもなく、ただただ、ガツーンと。

なにせ冒頭から妙に大仰な音+舌足らずな声で「わたしのゆめーっ」である。

そしてもったりしたリズムに乗って過剰なまでにキラキラしたシンセ、ピアノをべったりと塗りたくり、プログレとは言わないまでも、ミュージカル/オーケストラポップ的風情の曲展開。爆笑である。
感情の洪水状態のボーカルさんが奏でるチェロも縁の下の力持ちな配置で喰い合わせが意外と良かったり。
ま、ボーカルさんは、もっと曲以上に過剰なくらいの起伏があってもいいと思いますけどね。ちょっと一本調子気味、かな。

これはロックバンドじゃないな。ポップ楽団。たたずまいも笑っちゃうくらい完璧だし、これが1stなんですけどね、いやいや、長く頑張ってほしいです。

突き抜けまくってLos Campesinos!とかThe Arcade Fireみたいになったら面白いんだけどな。


Myspace
表題曲のPVはコチラ
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2009年02月11日

Moonbeams / Throw Me The Statue

ムーンビームス シアトルのインディポップバンド、スロウ・ミー・ザ・スタチュウの08年12月にようやく国内盤がリリースされた1st。
 
 あれです、「おもちゃ箱のような」と形容される類の、サウンド。

 元々が中心人物のスコット・レイハーマンの宅録からスタートしているので、CYHSYの様な所謂インディポップが好きな方は勿論、ローファイな質感が好きな方、引き合いに出されているタヒチ80や90年代ベックなんかがフェイバリットな方にもオススメ。

 トラック自体はハッピーなフィーリングをまといながらも、そこにのせられる懺悔めいた歌詞はそれでいて完全に無表情で、ニヒリスティック。そこが凄い魅力的。

 この音楽ナードっぷり。たまりませんね。今後も非常に楽しみです。

 Myspace
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2009年02月04日

Musically Adrift / Samuel Purdey

ミュージカリー・アドリフト 昨年のBDI'sとの出会いがそれ即ちグレイドッグスレコーズとの出会いでもあったわけですが、しかしまあ、素晴らしい仕事をしてくれてます。

 良質ルーツミュージックをリリースし続けてくれているこのレーベルが今回放つのは、名前を聞いただけで「わ、わ!」となる方もいるとかいないとか、なAORユニット・サミュエルパーディーの99年リリースの幻の1st『夏のハイウェイ』のリイシュー。

 正直な話、僕は数年前にようやくSteely Danの「Aja」を聴いてAORいいなーとか思った初心者ですんで、あまり下手な事は言えないのですが、これ、何で今までほっといたのさっていうくらい、いい作品ですね。

 初期ジャミロクワイのメンバーで、Steely Danの大ファンだというとの2人組みを中心に、UKアシッドジャズ界隈などから手馴れなメンバーが集まって作られたこの作品は、70年代AOR、ジャズファンク界隈への上品かつ強烈な愛情に溢れていて聴いていて非常に気持ちのいい一品。
 
 全編本人達によるリマスターで「新しい作品」との位置づけのようですが、わざわざそんなエクスキューズをつけるまでも無く、ラジオライクなポップさと、過去への憧憬と誠実な愛がそこに含まれると言うのは、そう、紛れも無くゼロ年代後半の一つの特徴であり、堂々と09年の作品といって差し支えない内容。そういう意味では今リイシューと言うのは満を持して!という感じが実はあったのかなあ、なんて。

 鬱屈したのも、もちろん好きなんだけどさ、まさに「Bitter with The Sweet」なこの都会的な作品を携えて、どこかに飛び出すのも、悪くないんじゃないかな。オススメ!
 
 Myspace
 レーベルのページ
 
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2009年01月30日

Montgolfier / Lothar

Montgolfier僕はこういうの好きです。スウェーデンの7人組バンドのデビュー作。
 
ジザメリやシューゲイザーたちに通ずるノイジーなトリプルギターにのったポップセンス抜群の甘いメロディ。そして何より、この気だるい無表情な女性ヴォーカル。この組み合わせは、素敵。

というわけで、各要素がツボを付いた適切さに溢れてるので好印象ですね。
浮遊感があって、ノイジーギタポはこうでなくちゃっという気持ちでいっぱいです、はい。

myspace
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2009年01月28日

The Spirit of an Age to Come / Silent Alliance

The Spirit of an Age to Comeたしか、最初に耳にしたのは「Cities on Fire」だったかな。
事前情報なしだったけど、すぐ「うわ、イギリスの若い奴らの出しそうな音!」と思ったら案の定ロンドンでした、と。
で、ヴォーカルさんの中性的な声は所謂「北欧系」のかほりを出してるよな、と思ったらこれまた案の定スウェーデンン人でしたよという、そんなアイコンにまみれた新星、サイレントアライアンスの1stでございます。

キラキラシンセと青春ギター。そこはかとない泣きメロ。
僕はそうでもないけど、好きな方は必ずいると思う。あなたの琴線には触れますでしょうか。

myspace
 
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2009年01月26日

Already Free / The Derek Trucks Band

Already Freeこれは好盤。
クールで熱い、激渋ブルーズロック、サザンロック。土臭いぜアメリカン。

それぞれに一段と円熟さを増すボーカルはさることながら、やはりスライドを中心としたデレク・トラックス(我らがオールマンブラザーズバンドのブッチの甥です)の才気溢れるギターが主役のレコードでしょう。歌うったらありません。いいぞもっとやれ。

録音の仕方が「空気」を意識した、ライブ感のあるもので非常に好印象です。
僕はこういう「人」がそこに見える、それでいて「人」の介在、コミットを許してくれるような、そんな作品が大好きだなあと改めて。

ジャケもいいです(僕の好きな道路照明灯が後ろに見えるではないか!)
中ジャケをみて、「いい音楽をつくる、その一番の根っこは人であり、愛であり、ソウルだな」なんてね。

Myspace
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2009年01月18日

2008 Best Disc 50 vol.10

ちょっとアクシデンツで間が空いてしまいましたがトップ5!
 
 
今年の総評等
2008 Best Disc 50 vol.1 (50〜46位)
2008 Best Disc 50 vol.2 (45〜41位)
2008 Best Disc 50 vol.3 (40〜36位)
2008 Best Disc 50 vol.4 (35〜31位)
2008 Best Disc 50 vol.5 (30〜26位)
2008 Best Disc 50 vol.6 (25〜21位)
2008 Best Disc 50 vol.7 (20〜16位)
2008 Best Disc 50 vol.8 (15〜11位)
2008 Best Disc 50 vol.9 (10〜6位)




ザ・ビーディーアイズ5. The BDI's / The BDI's
まず、この作品をはじめとした良質なルーツミュージックをたくさんリリースしてくれたグレイドッグスレコーズに感謝。
ファンクやブルーズを内包し、敬意と明確な愛情を持ってポップミュージックとして表出。
それは08年の全体的な傾向と言えばそうなのだが、それを代表するにふさわしい作品。
これが新たなスタンダード、では決してないが08年の「ポップ」を定義するに十分すぎるほどの魅力を持っていた。
CDレビュー



Not Animal4. Not Animal / Margot & The Nuclear So And So's
「満たされない幸福、それがしあわせ。」を体現したような、アンニュイでそれ故どこか身近なオーケストラポップ。
決して沸点には達しないものの、確かな熱量を秘めた音世界は、無表情な主人公の時に大きく揺れ動く心模様を的確に描写している。
時折聞こえる嗚咽と笑い声は、外側に漏れ出してしまったままならない感情の切れ端か。
電子音も含めた各楽器の温度も適切で、まさしく「世界」を創り上げている傑作。
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セイサムシング・セイサムシング・セイサムシング3. Say Something / Via Audio
非常に乱暴な言い方をすればSpoonなんかが鳴らしてる音をどこまでもポップよりにした作品。
デスキャブのクリスもフェイバリットに挙げたその切ないメロディと音全体のインディ然とした佇まいは「Via Audio」というバンド名の秀逸さを、「Say Something」というタイトルの持つ意味を、アートワークに込められたメッセージを、相互に補い合いながら高みへと持っていく。
アルバム随一の陽方向に振れた「Presents」のPVが非常にアレな感じなのは照れ隠し、な。
今年最も心の柔らかい部分を鷲掴みにした作品の一つでした。
CDレビュー



ホールド・オン・ナウ,ヤングスター...2. Hold On Now, Youngster... / Los Campesinos!
このコたちは本当に僕の心を揺さぶった。健全な男女の喧騒。
一生懸命バカやって汗かいてベソかいて笑いあう男の子たちを、女の子たちはその視線を意識しつつ知らん顔で「バカねえ」なんて言っちゃうんだ。
そんな傍目から見たら永遠に思える光景は実はいつ終わるともしれない不安定なもので、それを分かって鳴らしているからこそこの音楽はこんなにも涙腺をつくんだ。
「瞬き1つはYES 2つはNO」
今年一番ポップミュージックの力を信じた若者たちは彼らだった。
CDレビュー
 
 
 
HEADPHONE GHOST1. HEADPHONE GHOST / tobaccojuice
周囲をゴーストで囲み、ついに自らをもゴーストと化してしまった魂へ送る、時代を切り取った鎮魂歌たち。
そんな痛々しいまでの鋭さで時代を突いたこの作品だが、それ故「風よりもはやく」「リリーフラワー」の2曲のラブ・ポップソングの輝きは見事のなものだった。

10曲30分が暗黙の了解となるシーンにおいて、60分越えの作品を提示したその勇気。
そしてその62分間は、有無を言わせぬ説得力を持ち、一切の無駄がなく、目をそらすことを許さない力を持っていた。
全ての「意味の無い朝食」をとったことのある若者達へ。
これは時代が生んだ大傑作だ。手放しで称賛したい。素晴らしい。
CDレビュー
 

 
というわけで。
改めて2008年は「変化」が如実に表れた楽しい年だったなあ、と。

そんな中でも、自分のモードというものがハッキリしていたので
個人的には面白いチャートになったんじゃないかなあなんて思います。

ここで上位20枚を振り返ってみます。

1. HEADPHONE GHOST / tobaccojuice
2. Hold On Now, Youngster... / Los Campesinos!
3. Say Something / Via Audio
4. Not Animal / Margot & The Nuclear So And So's
5. The BDI's / The BDI's
6. Fate / Dr. Dog
7. Real Emotional Trash / Stephen Malkmus & The Jicks
8. Consolers Of The Lonely / The Raconteurs
9. Loyalty To Loyalty / Cold War Kids
10. Almost And Always / David Mead

11. Microcastle / Deerhunter
12. The Uglysuit / The Uglysuit
13. The Stand Ins / Okkervil River
14. Laura / Benjamin Wetherill
15. Some Are Lakes / Land Of Talk
16. Little Death / Pete & The Pirates
17. Up In My Head / The Draytones
18. Rhythm, Chord & Melody / The Reign Of Kindo
19. We Are Beautiful, We Are Doomed / Los Campesinos!
20. Grand Archives / Grand Archives


とにかくこの上位20枚の並びには頭を悩ませました。
どれもが上位5枚に入れたくなる作品でしたから。

どうか、2009年もまた更なる嬉しい悲鳴を挙げられますように。
 

posted by みかんぱ at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 企画モノ | 更新情報をチェックする

2009年01月08日

2008 Best Disc 50 vol.9

いよいよトップ10!
 
 
今年の総評等
2008 Best Disc 50 vol.1 (50〜46位)
2008 Best Disc 50 vol.2 (45〜41位)
2008 Best Disc 50 vol.3 (40〜36位)
2008 Best Disc 50 vol.4 (35〜31位)
2008 Best Disc 50 vol.5 (30〜26位)
2008 Best Disc 50 vol.6 (25〜21位)
2008 Best Disc 50 vol.7 (20〜16位)
2008 Best Disc 50 vol.8 (15〜11位)

 



オールモスト・アンド・オールウェイズ10. Almost And Always / David Mead
「思い出」というものには2種類ある。必要以上に美化されるものと、必要以上に卑下されるものだ。
アメリカ古典と、ポールマッカートニーら英国シンガーへの愛情。
気品と優しさに満ちた空気を帯びた上品なアコースティックサウンドに彩られたこの作品は、醜悪な僕によるたくさんの醜悪なはずの思い出たちをとても美しいものにしてくれた。
そして女性のポートレイトで埋め尽くされたジャケットを含めたアートワーク。
そのどれもが一瞬の表情や仕草のその先にある物語を雄弁に語っている。
アルバムというのはそうした部分も含めて「作品」なのだな、と改めて感じた。
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Loyalty to Loyalty 9. Loyalty To Loyalty / Cold War Kids
メディアは彼らをもっと推すべきだと僕はずっと思ってるんだけど、まあしかし地味だよね。
いい音楽を真っ当にやられると逆に薦めにくいのか。何となく分かるけど。
ブルーズを基調としてるのは変わらずだけど、よりソウルフルに、より歌心を込めて。
ゼロ年代のトムウェイツの名を欲しいままにする名曲「Golden Gate Jumpers」収録。相変わらずアートワークのセンスも抜群。
2枚目のジンクスなんてなんのそのな確かな成長がここにはある。
そう遠くない未来にとんでもない名盤を創り上げると信じているよ。
CDレビュー
 
 
 
コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー 8. Consolers Of The Lonely / The Raconteurs
まったく、驚愕に値するレコードだ。60年代〜70年代の音を基調としつつさらに奥深いものをも垣間見せるルーツロック。
しかしそれは単なるレトロ主義に陥らない、とてもモダンな一品である。
それはかの時代の音を、彼らの音として、そう、ラカンターズの音として表出していることに起因している。
ホワイトストライプスには制約の中の美がある。
そして、ここにはそれを取り払ったときに爆発する才能の集合体がある。
どちらがいい悪いではない。どちらも、最高なのだ。ただそれだけ。
CDレビュー


リアル・エモーショナル・トラッシュ7. Real Emotional Trash / Stephen Malkmus & The Jicks
バンド時代とソロ、ソロでも個人名義とJicks名義そのどれもが好きで好きでしょうがない、1作としてはずれがない、そんな存在に出会えた事は本当に幸福であります。
08年の新作はJicks名義での前作「Pig Lib」の正当進化系。
格段に力強さを増したバンドアンサンブル、気だるく楽しく優しい、円熟さを増したメロディと冴え渡るギター。
「割と好きだよ お前が"j"を書くときの点」
これまでも、そしてこれからも僕のヒーローはぺイヴメントであり、マルクマスだ。
CDレビュー
 

 
フェイト 6. Fate / Dr. Dog
敬虔なThe Band信奉者としては愛さずにはいられない、フィラデルフィアのバンドの5枚目にして日本デビュー作。
60年代のポップミュージックやウエストコーストサウンドなどからの影響を色濃く感じさせるロマンティシズムとメロディセンス。
熱量たっぷりに歌い上げるものとソフトな質感のツインボーカルが上手に共存しているのは曲が良く書けているからに他ならないでしょう。
全編に漂うビーチボーイズばりの流麗なコーラスワークが心地よく、そのハイライトたる「My Friend」における「Don't Give it up」のリフレインには涙。
で、その「My friend」中盤のビートルズ、ラストのビーチボーイズ愛にニヤリ。それからボートラ2曲、名曲です。
Myspace
 
 
posted by みかんぱ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 企画モノ | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

2008 Best Disc 50 vol.8

もうこの辺から気分はTOP10な15〜11位!
 
 
今年の総評等
2008 Best Disc 50 vol.1 (50〜46位)
2008 Best Disc 50 vol.2 (45〜41位)
2008 Best Disc 50 vol.3 (40〜36位)
2008 Best Disc 50 vol.4 (35〜31位)
2008 Best Disc 50 vol.5 (30〜26位)
2008 Best Disc 50 vol.6 (25〜21位)
2008 Best Disc 50 vol.7 (20〜16位)
 
 
 
Some Are Lakes15. Some Are Lakes / Land Of Talk
カナダのバンドの新作。
アンニュイな表情を見せたかと思えば、周囲との軋轢をそのまま表出。
そんな多感で情緒が安定しない、それ故の鮮やかさを女性ギタボが演出。
ささくれ立ったギターサウンドとヒリヒリしたボーカルとが作品中随一のポップソングとして見事にシンクロした表題曲は名曲です。
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Laura14. Laura / Benjamin Wetherill
「古城で録音された」というエピソードその一つでもう十分な気がするリーズの麗しいSSWのデビュー作。
ビブラートを多用した特徴的なお声とニックドレイク風のアコースティックサウンド、戦後歌謡なたたずまい。ああため息が。
CDレビュー




ザ・スタンド・インズ13. The Stand Ins / Okkervil River
ダウンロード全盛でアルバムというかたちが曲がり角に来ている中で「やっぱりアルバムという表現形態よ死んでくれるな」と今年1番強く思ったのがこの作品。
アメリカ的な音楽に対する深い愛情を誠実な姿勢でパッケージ。
彼らは歌う。「おまえの世界は何も変えやしない」「彼こそがそのポップソングで嘘をついていた嘘つきだ」と。
それでも「俺たちが強くない事を心底信じて」「声が枯れるまで歌い続ける」のは、どこかで音楽の力を信じてるからだろ?
僕はそういう諦念と「それでも」の間で揺れ動きながら後者を選んで前に進む姿、大好きなんだよなあ。
ウィル率いるShearwaterも良かった(31位)けど、やっぱりこっちだなあ。
CDレビュー


アグリースート12. The Uglysuit / The Uglysuit
13th Floor ElevatorsフォロワーであるところのThe Black Angelsが陰のある祈りならば、The Uglysuitのそれは陽の祈り。
それ故、ポップがテーマだった今年の僕には彼らの方がくるものがあった。
天使のお花畑的色彩をまとった、祈りと祝祭に溢れた良作。
CDレビュー
 


 
Microcastle11. Microcastle / Deerhunter
シューゲイザーなアクトを取り上げるたびに「盛り上がってきてますね」的なことをぼそぼそ言ってたんだけど、なんでも最近は「ニューゲイザー」とか言うらしいですね。
そのうち「パワーゲイザー」(@テリーボガード)とか出てくるんじゃないのかとかなんとか思いながら。うほほ。
まあ確かにマイブラが牽引したそれとはちょっと趣が異なるような気はしますが正直よくわからんです。はい。
そういうのを抜きにして、抜群の作品性と人懐こさを同居させていたのがDeerhunterでした。
08年ベストオブ白昼夢ポップアルバム。
「Nothing ever happened」後半の甘美でスペーシーな展開がたまりません。
Myspace
 
 

posted by みかんぱ at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 企画モノ | 更新情報をチェックする